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2006年6月11日 (日)

懐かしい鉄道車両キハ58

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~ Book 東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

著者:リリー・フランキー
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Kh5809   鉄道エッセイを書く以上忘れていけないものに「キハ58」があります。長い間地方幹線の重責を担ってきたこの車輌も全国で引退間近ともいわれています。
日本の気動車は歴史は古いのですが戦前は個別制御方式でせいぜい単車か2輌連結でしか走れませんでした。従って輸送能力がなく気動車もローカル線のごく一部に使用されたそうです。車輌ごとに運転台があって何しろ牽引能力が劣りそれぞれの車輌に運転手が乗って協調運転をしたそうですが加速・減速が時には合わないなどで運転が難しかったそうです。
戦後大都市中心に急速に電化が行われて列車に変わって電車が主役になりましたが
東北・房総・北陸・四国・山陰・九州など地方が取り残されそこで国鉄近代化を進める必要が生じてそこで地方幹線でも大量輸送できる総括制御方式車輌としてキハ20が誕生しました。
これによって多数の車輌を牽引することが出来て中には10輌編成という長大編成が誕生しました。
この頃房総地区は非電化区間でキハ20は大いに活躍し今はない両国駅には銚子・木更津・館山方面への気動車が何本もホームに止まりまさに房総地区は気動車王国でした。
キハ58は地方幹線のスピードアップを図って急行列車専用に開発されました。
車内のアコモデーションも改良されて座席も長距離運転にふさわしいようになりました。
キハ58の運用方法として例えば山陰線の急行三瓶は博多発米子行ですが下関で分割し一つは山陰線経由、他方は山陽・山口線経由で異なる路線を走行、萩で再び併結運転して米子に向かうというユニークな形が取られ面白いと思いました。
僕も地方の仕事の時にキハ58によく利用したものです。
鉄道ファンの根強い人気があるようですがあの独特の停車中のエンジンのアイドリング音が旅情を誘うのです。
「がりがりガリ」という感じのあの音です。
ベルが鳴って「フォーン」とのどかな汽笛音がするとエンジン音が急に高まってそれと同時に重い車体音がして少しずつ加速していきますが普通の人から見れば騒音がファンにはたまらない一種独特の音なのです。
トンエルを潜るとき窓を開けて置くとすさまじいエンジン音と重油のほのかな臭いが窓から入って来ますが僕にはこれがキハ58らしくて好きです。
やがてオルゴールがなって車掌の放送が始まるのですがどうして音が調子外れなのかわかりません。
やがて線路を刻む音が「たたらたったたん」という単調な音が続くのですがなぜかこの音が素晴らしいです。
停車駅のかなり前からブレーキを掛けて減速させないとキハ58は停車できないようでこの時身体全体に「ぐぐぐぐ」という強い抵抗音を感じるのですがこれも独特のものがあります。
国鉄時代の車輌は鋼鉄製でキハ58も鉄の塊のような車輌なので加減速が劣っているのでしょう。
僕はこの音が好きで津山線、岡山ー津山間の市販のCDをたまに聞いて寝ます。
最近のVVVFの音に比べてメカニックな音が魅力があるのかも知れません。
国鉄民営化とともに新型気動車が投入されてキハ58もその主役を譲りつつありあるものはジョイフルトレインに改造されたりあの長大編成は見ることができなくなって単車で2~3輌編成で地方路線を駆け抜けています。
キハ58への想いはいろいろあり国鉄の名車だと思います。

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コメント

国鉄時代の車両はJR各社からどんどん姿を消していますね。
廃車にならなくても、リニューアルされたりして国鉄色と言うのはあまり見なくなりましたね。
赤とクリーム色は好きです。最近のステンレス車両はそどうも、好きになれません。

投稿: 国鉄カラー (さちかぜ)2006-05-12 22:08:19 | 2006年6月14日 (水) 22時03分

OCNのブログ人(メインブログ)では初めは圧縮せずに載せてました。ある日、原版を持ち出されることとデータ量の無駄を考えて圧縮変換することにしました。とても小さくもさせられるフリーソフト→1・12の記事にURL載せてあります。便利ですよ。

投稿: (POPSTAR)画像処理につきまして2006-03-28        | 2006年6月13日 (火) 12時50分

まずPOPSTARさんがLINKを貼っていただいたことを感謝しています。
僕のブログを訪問してくれる人にもPOPSTARさんの小説とか鉄道写真を見ていただきたいのでLINKを貼りたいと思います。
ブログを急遽始めたので何の知識もなくLINKとかTRACKBACKのこともよく分からずLINKをどうして貼ったらいいかも分からず今本を読んでいます。
それでブログやってるなんて情けないです。
写真を載せようと思いこの間デジカメで撮影したのですが僕のデジカメはたしか680×480が最低で圧縮する必要がありそうです。
POPSTARさんの写真は大きいですがどのように処理されておられるのですか。
キハ58のコメントありがとうございました。
僕はキハ58の急行えびの(肥薩線経由)に乗りたかったのですが機会なくDVD買って楽しんでいますよ。(笑)
重くて加速がぐぐぐ~んと腹に響くような音ですが意外と加速すると早いんですよね。
窓を開けてトンネルとか森林とか鉄橋とかエンジン音が響いて一生懸命の走りと音を楽しんだものです。
あと山陰線穴道ー備後落合間急行とか新潟ー山形間など気動車急行時代がありキハ58全盛時代でしたね。
山陰地方で仕事があってキハ58を乗り継いだのも懐かしい話となりました。
キハ58のファンて結構多いのはうれしい限りです。、

投稿: Unknown (ヒロクン) 2006-03-28 12:18:47 | 2006年6月13日 (火) 12時46分

最近乗ったキハは関西本線~紀勢本線です。それも6年前くらいです。多気まで撮影行った時にです。
かつては、キハ28の急行「なのはな」+「ばんだい」とかありましたよね~「ばんだい」に付いてたの「おが」だったか忘れましたが。58は紀勢線でも乗りました。「グォ~~っ」って加速が遅いけどまさに頑張ってる音です!確か亀山からは85の快速「みえ」に乗り換えましたが、あれは走りとしては軽快です。確か年配の運転士が運転してるとデッキから撮ったような。のどかでした。復路にのった100系「こだま」が先に消えるのも不思議ですよ。耐久性とか違うし、でも100系って鋼鉄だった気が?それと根岸線209はそろそろ車齢きてるのでは?
僕的には京急1000形は不滅でいて欲しいものです

投稿: キハ+キロ (POPSTAR) 2006-03-27 23:24:33 | 2006年6月13日 (火) 12時42分

早速コメントいただいてありがとうございました。
キハ58は往年の名車で一時は全国地方幹線を走っていました。
埼玉県にお住みでは気動車とは縁があまりないですね。
しいて言えば高麗川ー高崎間が気動車が走っていますが、キハ58は重量が重く急行用として作られたので向かないのでしょう。
私の知ってる限りではJR東日本の宮古線、花輪線、JR西日本の宍道ー備後落合、JR山陰線鳥取ー米子間、JR四国の幹線、JR九州の熊本ー宮崎間などもう限られた区間でしか見ることができませんね
一部は改造されてイベント専用に使われています。

投稿: ヒロクン | 2006年6月12日 (月) 12時17分

コメントありがとうございました。
早速来ました。

キハ58はと言うより、私は埼玉育ちなので気動車とは縁の無い暮らしをしてきました。八高線も利用しないし・・・。
キハ58とか乗ってみたいんですよね~。どんな乗り心地なのか肌で感じたいです。

投稿: さちかぜ | 2006年6月11日 (日) 22時46分

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